「本当の私よこんにちは」
穏やかな気持ちでいたいだけ
指押しFAP療法でセルフカウンセリング
「本当の私よこんにちは」に載っている指押しバージョンのFAP療法って、とにかくセルフカウンセリングにいいな〜と思っています。
私もFAP療法をずっと受けてきて、以前よりかなりストレスに対する反応って変わってきたのですが、やはり突然の出来事(例えば理不尽に怒られたりなど)が起こった時に引きずってしまうことはあったりします。
どうしてもいろんな感情が渦巻くので、処理に時間がかかってしまうことがあるんですよね。
さらに自分のトラウマに触れるようなことだったりすると、なおさら感情の揺れが大きくなってしまうので、大変な時だと数日引きずってしまうこともあります。
そんな突発的な出来事が起こった時、自分で自分の心を手当できるのが、この本に書かれているFAP療法です。
感情のパターン表を使ってFAP療法をする場合は“中指ビンゴ”を使う必要がありますが、使うことに慣れてしまえば簡単に自分でトラウマ治療ができちゃいます。
“中指ビンゴ”に自信がなければ、とりあえず指を押すだけでも全然違います。
やってみたことがない方は、指を押してストレス解消ってなんだそりゃ?という感じかもしれませんが笑
その感情が処理されていくと、それまでわ〜!っとしていた気持ちがすーっと(例えるならなんと言ったらいいのか…朝さわやかな気持ちで起きることができた時に、部屋に差し込んでくる朝日を眺めてるくらい?)穏やかな気持ちに落ち着いていきます。
この落ち着いていく時の感覚って、いつも不思議だな〜と感じています。
でも、本の表紙にも書かれていますが、この落ち着いている状態が「今」を生きている状態なんですよね。
その場その場で対応していくことができれば、心に溜まっていく未消化のストレスも減っていくので、雪だるま式にストレスが溜まっていくことも減っていきます。
そして抱えているストレスが減っていくと、それまでストレスに対して使っていた力を別のことに使えるようになっていくので、日々の機動力が上がっていくように感じます。
ちなみに私は外出している時にFAP療法を使いたくなった時用に、パターン表を書き出して持ち運んでいます。笑
一日の終わりに心のお掃除
最近は、実験で夜のルーティーンの中にこのFAP療法を組み込んでみました。
私は夜のお風呂の時間に本を読んだりすることが多いのですが、最近はこの「本当の私よこんにちは」を持って入って、その日1日の中で気になったことをFAP療法を使って解消するということをやってみています。
(お風呂に持って入ると気をつけていても蒸気で蒸されるので、紙がうねったりするのが気になる方はお風呂用をもう一冊購入するか、パターン表を別に用意しましょう!)
これは1ヶ月くらいやってみていますが、今の所かなり良いです。
今日は気になることなかったな〜という日も、やってみると意外と気になることがあったりして、気がつかないうちに蓄積しているストレスってあるんだなと感じたりしています。
お風呂で一日の疲れを流しつつ、心の疲れもFAP療法で解消する。
私は心が怒りとか不安に取り憑かれている時間が本当に嫌で…誰でもそうだとは思いますが…ただただ穏やかな気持ちでいたいだけなんですよね。
それがFAP療法によって助けられているなと感じます。