〈FAP療法の記録〉はじめてFAP療法をうけてみて

はじめてFAP療法を受けてみての感想

桜の花を買いました!
お部屋で季節を感じることができてとても良いです。これから蕾が咲き始めるのも楽しみです。

自分のトラウマが見え始める

私の場合、いまではFAP療法を受けた後って、すごくリラックスできて動きやすいし楽な感覚になるな〜という感じすが、実は初めて受けた時は全くそんな感じではありませんでした。

今でも覚えているのですが、初めてFAP療法を受けた翌日にものすご〜く虚しい気持ちになって目が覚めました。
自分の心の中にすごく大きな穴があって、ずっとその底の見えない大きな穴を覗き込んでいるような感覚になったんです。
見たくないのに大きすぎて目を反らせなくて、深すぎて何も見えない…みたいな、そんな気分でした。

しかもちょうど天気の悪い日で、気分も視界に入る景色もグレーで、仕事に向かう気分はそれはもう最悪なものでした。
今でもこの道を通ってる時にあのことを考えていたなと覚えているくらいです。笑

そんな気持ちが、どんなに楽しい話題で人と話していても、仕事を一生懸命していても目の前にぶら下がっていて、とにかく「虚しい」という気持ちでいっぱいで、びっくりするほど辛かったです。


でも、ものすごく辛いながらも、今までその彼のことが気になって目に入っていなかった自分の中の虚しさみたいなものが浮き彫りになったのかなと思っていました。
こんなものが自分の中にあったなんてびっくりだなという感じでした。
(ずっとびっくりしていますが。)

その時、カウンセラーの先生にも「トラウマが取れて覚醒が落ちたことで、今まで隠れていたものが出て来たかもしれないですね」と言っていただいたと思います。

感情のジェットコースターに乗っている

また、その頃の私は結構気分のアップダウンが激しかったんだろうなということも感じます。
ズーンとなるから、気分を上げるためにハイにならないといけない。
でも、ハイになることでその分また下がってしまう、そんな感じだったような気がします。

食べ物もその頃は特に制限していなかったので、小麦やチョコレートのお菓子も日々モリモリ食べていました。
コーヒーはもともと苦手だったので飲んでいなかったのですが、お菓子が毎日のストレス発散だったんですよね…
しかも、本当に今となっては驚きなのですが、週に2回ケーキを食べに行っていました。笑
(カウンセリングとは関係なく、整体の先生にも止められました。)
色々な要因が絡まりあって、気分のアップダウンで感情の酔いが起こっていたと思います。


少し話が逸れましたが、その頃書いた文章を読んでみると文章ですらハイな感じでビックリします。
頑張っていたんだな〜とは思うのですが。笑

カウンセリングを続けていくと、感情の統合が進んでいくごとに、その気分のアップダウンも落ち着いて行ったなと思っています。
「それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?」に書かれている“凪”の状態というのは、こんな感じかな〜という感じです。

自分の人生の舵をとること

そんな感じでカウンセリングを受け始めた頃は、私の場合はすごく辛かったのですが、その時に思ったことがあります。

それは、自分はこの感情をいままでずっと見ないようにして生きてきたんだなということ。
だけど見ないようにしていたけど、自分の心と体はずっとこの感情を感じ続けていたんだなということです。

自分自身に、今まで自分のことを大切にできていなくてごめんねと思いました。
一番に自分のことを守れるのは自分なのに、自分から傷つきに行っているようにも思いました。

だから、これまで生きてきた年数分かかってもいいから、自分は自分のためにちゃんとケアをしよう、できることは全部しようと決心し、カウンセリングに通うことに決めたのでした。


(もちろん、これまで生きてきた年数分はかかりませんでした。)
(1/10くらいですみました。)

つづく。