自分の感覚を取り戻していく

こんにちは!6月ですね。
先月はずっとバタバタとしていて時間があっという間に過ぎてしまったのですが、最近やっと落ち着いてきて紫陽花が咲いてるな〜などなどの季節の風景を感じられるようになりました。
やっぱり安心できる環境というのは大事ですね。

感覚麻痺していても、苦しみは感じてる

最近色々とお話を伺っていて感じるのは、自分の感覚を感じられないってやはりとても苦しいことだということです。

自分がどうしたいのかわからない。
自分がどんなことを感じているのかわからない。
今の状況が苦しいけど、どうしたいのかがわからなくて動けない。
何も感じてないはずなのに、涙が止まらない…

感覚麻痺は、苦しい状況に居続けるしかない時には、ある意味では自分を守ってくれている側面もあります。
痛みとか苦しみを感じなくてもいられるようになるから。

でも、自分の本来の感覚は自分を守ってくれるもの。
ちょっとこの人・この環境おかしいぞ?と思った時に、さっと離れたりできるのは自分の感覚がアラームを出してくれるからです。

感覚麻痺していると、そのアラームを受け取れなくて自分を傷つける人や苦しい環境に居続けてしまいます。
そうすると、ますます自分を守ろうとして感覚が麻痺してしまうという悪循環が生まれてしまうんですよね。

また、自分がどうしたいとか、こんなことをやったら自分が喜びを感じるということも見えなくなってしまうから、どんな未来に自分を連れていってあげればいいのかわからなくなってしまうということもあるなと感じます。


だから、やはり麻痺をとっていくことが自分を守ったり、喜ばせてあげるためには大切なこと。


感覚麻痺が取れていくと、自分がどんなことが嬉しくて、どんなことをしたいっていう自分の感覚を感じられるようになっていきます。
そうすると、自然と自分の進んでいきたい道も見えてくる。

もしも、いまとっても疲れているのに自分の疲れが感じられて居ない場合は、感覚が戻っていくたびにそれまでのように無理ができなくなるということもあるかもしれません。

私も以前、自分の疲れに気がつかず活動し過ぎていましたが、今はあの時のようには動けなったな〜と思います。(なぜあんなに動けていたのか今ではわからないです。笑)
それって、今まで出来ていたことが出来なくなったようにも捉えられるのですが、実は小さい疲れを小さいうちに癒すことができるようになって、行動自体は効率が良くなったと感じています。

動きまくっていた時は一見元気のように見えますが、実はしなくてもいいことをしていたり、あとからしばらく休まないといけないくらい体調を崩したりしていたんですよね。


FAPを受けると自分の感覚が感じられるようになるので、受けた後は疲れてぐったりだ〜ということもありました。
でも、そこでしっかり休めるとまたひとつ自分の感覚を取り戻していくことができるんです。
休むことに罪悪感があったとしても、そこでしっかり休んでいくことは大切なんですね。

自分の感覚を取り戻していく時に疲れを感じるのだったら、それだけ自分の体のSOSを感じられずに暮らしていたということ。
自分の感覚からのサインを受け取れるようになったらそのサインを大切にしていくと、自分にとって本当に心地よい人、そして環境を選んでいけると感じています。

写真は、感覚麻痺とは全く関係ない麹の食べ比べをした時の写真です。笑
腸内環境を整えてお腹のなかのセロトニンを増やしたいこの頃です。