自分にとって良い影響を与え合える人と一緒にいる

ポジティブな関係とネガティブな関係

自分やまわりを眺めていると、人間関係って、ポジティブな(お互いに良い影響やエネルギーを与え合える)関係か、ネガティブな(どちらかがどちらかのエネルギーを奪ってしまったり悪い影響を与える)関係のどちらかになるよなって感じます。

いろいろな方のお話を聞いているときに、周りの人に足を引っ張られてしまっているんじゃないかな?って感じる時があります。
成長したらもうゆりかごでは眠らないように、その場所は、今のその方にはもう「小さなゆりかご」(卒業したほうがいい場所)になっているんじゃないかな?って感じです。

また、ネガティブな関係にはまり込んでしまっているときって、「この人をどうにかしてあげたい」って思いがちかもしれません。
「その問題を解決してあげたい」とか、「救ってあげたい」って感じに思ってしまうかもしれないなって感じます。

そして、自分のエネルギーをその人に注いでしまう。
本当なら自分に対して使ってあげたらよかったかもしれないエネルギーまで、その人に向かって注いであげてしまう。
だけど、どんなに力を注いでもその人は変わらなかったりします。
変わらないその人になんでだ〜!ってなってしまって感情が揺さぶられてしまう。

そんなことが起こったりするなって感じます。

誰かのことが気になるのは…

幼少期に家庭の中がうまく回っていなかったりすると、子供はこの問題は自分のせいかもしれないと感じて、こうしたら良くなるんじゃないか?ああしたら良くなるんじゃないか?とすごく頑張ってしまうって聞いたことがあります。
そうやって、「誰かのため」に生きるのが当たり前になってしまうんですよね。
そのような環境を背景に持っていると「他人のこと」を考えているのが当たり前の状態になってしまうなと感じます。

そして、家庭の中でやっていたその「癖」を、外の世界に出たときにも同じようにしてしまうんですよね。

でも、健康な周りの人はみんな、自分のためにしか生きていなかったりします。
どうしてかというと、健康な人は、その人の問題は、その人自身が解決できると信じることができるから。
その人の持っている力を信じることができるんだなって感じます。

今、ネガティブな関係にはまりこんでしまっているなって時、「その人はその人で自分の問題を解決できる」と信じてそっと見守って、自分は自分にとってポジティブな循環を生み出せる場所へ進んで行けたらいいなと思います。