自分を歪めず本当の私でいることが自由につながる

こんにちは!松浦みづほです。

子供のころに「子供」として安心できる環境にいなかったりすると、人の気持ちを考えて、誰かの気持ちを自分よりも優先させて、自分の気持ちはなかったかのようにしてしまうクセがついてしまうことがあるなと思います。

「誰か」の気持ちが最優先

お母さんのため、お父さんのため、◯◯のため…。
そんな風に誰かの気持ちを考えて、それに合わせて生きてしまっている。
その時はそうすることで自分を守ることが出来ていました。でも、そうすると元々の「自分」の形を歪めて生きていくことになってしまいます。
「本当はこうしたい」でもそれはダメだから、その場所で生きていくために1番安全な「答え」に自分を歪めて当てはめて、そうすることで自分を守ってきたんですよね。

それは、「誰か」の願いを叶えてあげる「いい子」として生きていくことかもしれないし、あえて「心配やお世話を必要とする自分」であることを選び、家族のバランスを取ってあげるという選択をするかもしれません。

問題や症状はなぜ起こるの?

でも、そうやって自分を歪め続けていると、その歪みは、問題や症状としてサインを送ってくるなと思います。
いつも不安が頭の中をグルグルしていたり、お菓子を食べるのがやめられなかったり、怒りが止まらなかったり、いつも周りに不快な人がいたり、誰かと一緒じゃないと不安で仕方なかったり、体の限界がくるまで働いてしまったり…

そんな問題や症状を、自分がダメだからって思ってしまうこともあるかもしれません。
「みんなのように自分は頑張れていない」「どうして自分はこうなんだろう」と思ってしまうこともあるかもしれないなって思います。

だけど、それは本来の「自分」を歪めてしまっているから出てきてしまっていること。
問題や症状は、「本当の私は違うでしょ?」という無意識からのお知らせなのかもしれないって思います。

「誰」が「私」をそうさせるのか?

カウンセリングで、歪められていない自分の感覚が見えてくると、誰が「私」にそう感じさせているか?が徐々に見えてくるなと思います。
そうすると、自然とその人とは距離を置いて接することが出来るようになっていきます。
だって一緒にいると不快になってしまうから。

でも、しかるべき距離をおいていれば、自分の心が乱されることなく、本来の自分自身で生きることが出来ます。

そうすると、もう問題や症状は必要ない。

トラウマから回復すると自由に自分らしく生きられるというのは、だからなんだなって思います。
本当の自分でいることが、一番自由なんですよね。