トラウマを認めていくと

こんにちは!松浦みづほです。
なぜかキーボードが勝手に数字を打ち込んでしまって文章が進みません。笑
なぜ?これは壊れたんでしょうか?

回復の物語

先日、3日間お勉強会があったのですが、空いた時間でブログ書けるかな?と思っていたらそんな時間はありませんでした…
甘かった。むしろ寝る時間もありませんでした。笑
お勉強会はトラウマとは関係ないものだったのですが、トラウマの回復と重なることも多くて、また一つなるほどな〜と感じました。

本当にトラウマの「ト」の字も出て来ていなかったんですが、ある方がお話しをされていた時、これはトラウマからの回復のストーリーだなと思いました。

子供の頃のトラウマ体験。
そしてそこから来る、虚しさや自分への自信のなさ。
心は荒れてしまっていて、求めても求めても自分が満たされることはなかったとおっしゃっていました。(少し内容は変えています)
怒りや恨みもあって、それに囚われてしまって自分の人生を歩くことができなくなってしまっていたのですが、ある時その奥にある本当の感情を認めたことで、それまでどうしても手放せなかった感情を手放すことができて「許す」ことができたとおっしゃっていました。

そして「許す」ことができた時、それまで常に心の中で感じていた虚しさや憎しみを手放すことができて、安らぎを手に入れることができたそうです。

トラウマを手放していくと、最後に向かうのは「許し」なんだなって感じます。
許して手放していくことで、自分が楽になっていける。

だけど、許して手放していくためには、やはり「認める」という段階がとても大切になってくると感じます。
トラウマ記憶はトラウマになっているだけあって、触れることに恐怖を感じたり、苦痛を感じることもあります。

私も、自分のカウンセリングでは母との関係がとても近いものになってしまっていたので、その部分についてFAPを受けるだけで動揺してドキドキしてしまって進めることが難しかったりしました。

他の人に話したら、どうしてそんなことで?と感じるようなことだったとしても、この感情を取り出してしまった時、自分は大丈夫なんだろうか…と悩んだり、カウンセリングが終わったあと落ち着かなくて5駅分くらいを歩いて帰ったり。
(今思うとなぜあんなに歩けたのか分かりませんが。麻痺してたのかも。笑)

だけど、そこの部分をしっかり認めて、そして過去自分がなにを感じ、どうして今こうなっているかを見つめていくことで、自由になっていくことが出来たと感じます。

私はトラウマ治療を自分が始めた時は、回復の先に許しがあるなんて、実は思っていませんでした。
でも、トラウマを認めて手放していったとき、一番しっくり来るのは「許し」という言葉だなと感じます。

そうやってトラウマから解放されることで、本当に自分が求めていた様に生きていくことができるんですね。