「頑張れない」の本当の原因は?

こんにちは!松浦みづほです。
小麦を控えてるのですが、最近米粉でホットケーキを焼いたり、米粉パンでフレンチトーストを作ったら今まで好きだったけど小麦粉だから駄目だな…となっていたものが食べられるということに気がついてしまいした。
しかも美味しくてとてもいい感じです。これは危険…

トラウマさんの世界にある「恐れ」には、トラウマじゃない人は気づけない

「恐怖」とか「不安」というトラウマからの影響を抱えているか・いないかって自分の才能とか魅力を磨いたり、アピールしたりしていく上で大きな違いが生まれるなと感じます。

頑張るとか継続して力をつけるとかって、普通の人(トラウマを抱えていない)にしてみると、結構簡単なことなんだと思います。
だから、普通にああしたら?こうしたら?って言えてしまう。
やればいいんだよ、簡単じゃんって、「恐れ」がないから言えてしまうんだなと思います。

でも、トラウマさんの場合、そこにどうしても恐怖とか、不安とか、無力感とかが生まれてしまって、トラウマがない人のように動けなくて、自分は駄目だって感じでしまっていることもあるかもしれないと感じます。

例えば、「もっと自分をアピールしていったほうがいいよ、そのためにこれをやったら?」と言われたとします。
だけど、理屈では「その通りだな」と思ったとしても、どうしてもやりたくないという気持ちが湧いてきて動けなかったりします。
そんな時に、頑張れない自分は駄目だなと感じたり、提案してきた人に怒りが湧いてきたりするかもしれません。

でも、「その頑張れない」とか、「怒り」の感情の奥に何があるのかなということを見ていくと、
意外と「目立つと恐ろしいことがある」なんて感情に突き当たったりすることがあるんです。

本当は、「目立ちたくない。だからしたくない」のに、「自分は努力することが出来ない」にしてしまうと、原因のありかを間違ってしまっているので、「いつまでたってもその場所から動けない」となってしまうんですよね。

無意識を使って原因のありかを探っていく

カウンセリングの中で「心に聞く」というのを使っているのは、その根本の原因がどこにあるのか?を探るのに、無意識を頼るのが一番最短ルートだからというのがあると思っています。

意識で考え続けていても、根本の原因にたどりついていないから、ずっとその問題を繰り返してしまう。
だから、いったん意識で考えるのを止めてみて、無意識に委ねてみましょうって感じかなと思っています。

無意識に委ねてみると、いままで認識していなかったところにライトが当たっていく。

そしてトラウマ治療をすることで、その部分への「恐れ」が消えていくと、今まで「努力することができない」と思っていたけど、恐れがあって進めなかっただけなんだという現実が見えてきたりします。

なぜなら「恐れ」がなくなると、表現したり、何かを継続して力を着けていくことに抵抗を感じなくなっていくからです。

頭の中の「恐怖」を現実に置き換えてみると

考えてみると、怖いものがあったら前に進めないのは当たり前ですよね。
道に蛇とかワニがいたら、渡りたくないのは当然です。(あんまりないことですが)
でも、トラウマがない人にはその蛇とかワニとかは見えていないので、だから平気で渡ったり、こっちにおいでよと言ったりできちゃうんですよね。

トラウマがない人の歩く道には「恐怖」の障害物がほとんど落ちていないんだなと思います。

トラウマ治療をすることで、そんな「トラウマがない人」の世界が見えてきて、普通の人はこんなに楽に「努力する」ってことをやっていたんだな〜という、トラウマさんにとって楽な世界が見えてくるなと感じています。

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