自分の力を育てていく

こんにちは!松浦瑞穂です。
ツツジがすご〜くきれいに咲いてますね。信号待ちの間に、道の生垣?のツツジをぼんやり見ていたら、通りすがりの方にツツジきれいですね〜と話しかけられました。
とてもきれいに咲いていたので、気持ちを共有したかったのかもしれません。笑
なんとなくほっこりした朝でした。

自分の力を信じられないのは

トラウマの症状などが襲ってきていて、それと戦わないといけないような状況にいると、自分の力を信じたり、自分はできるんだという感覚を持つことが難しくなってしまうなと感じます。

本当は、何かを積み上げていったり、人生を切り開いていく力を、もしかすると周りの人以上に持っているんだけど、その力をトラウマの症状を回避したり、耐えたりすることに使ってしまっている。

自分の力を自分のために育てていくことが出来なくて、
そのために「自分は誰かの庇護の元にいないと駄目」とか、
「自分一人では生きていけない」とか、
「自分にはなんの力もない」という風に自分のことを捉えてしまっていることがあります。

もっともっと上の方に目標を設定しても良いのにな、とこちらが思ってしまうほど、自分のことを「駄目だ」とか「出来ない人だ」と思ってしまっているんです。

でも、その「誰かに守ってもらわないといけない」とか、「誰かがいないと生きていけない」というのは、トラウマによって力を奪われてしまったからこその自分への認識なんだよね、と感じます。

自分の力を育てていけない程、危険な環境があったかもしれないし、
何か自分の力を楽しく使おうとしたら、それを嫉妬されて潰され続けてきたのかもしれません。

育てていける力を培っていけなかった無力感によって、今の偽りの姿にされてしまっているんですよね。
だけどそれは、本来のその方ではないんだなと感じます。

トラウマの症状がなくなっていくと、自分の力を育てていける

治療によってトラウマやトラウマにまつわる症状に振り回されなくなってくると、自分が取り組みたいと思ったことに対して、淡々と取り組めるようになっていきます。

今まで集中できなかったりしてやり続けられなかったことなんかも、気がついたらできちゃってた!なんてこともあったりします。
そんな風に淡々と取り組み続けていると、その中で力が培われていって、もしかして自分は結構できのかも…なんて風に、自分に対する信頼感が育っていくなと感じます。

ひとつひとつ自分の力で進んでいくことで、止まっていた時計の針が動き出して、「自分」というものが育っていく。
それに伴って「自分はできるんだ」という感覚が、実感として感じられるようになっていきます。

そうすると、「自分は駄目だ〜」って思っていた自分が、「意外と自分はできるんじゃん!」と自分に対する認識が変わっていくんだなと感じています。