囚われていたあの感情

こんにちは!松浦みづほです。
毎日寒くなってきて、ついつい家の中にいる時間が長くなってしまいます。

自分の時間が動き出す

トラウマの問題から解放されていくということは、自分の止まっていた時間が動いていく様だなと感じます。

それまで、動かしたくても動かすことのできなかった自分の時間。
それがトラウマの問題が小さくなっていくごとに、少しづつ少しづつ動き出していきます。

少しづつ動いている時って、あんまり自分では変化を感じられないので本当に変化なんてあるんだろうか?って疑ってしまう時もあるかもしれません。

だけど、確実に時は動き出していて、ある一定の量が貯まると、いつの間にか自分はここまで来ていた!と自分の現在位置がはっきりと見えるんだと思います。

自分の中の無意識さんが、自分が進みたい方向へちょっとづつ運んでくれているのかもしれないですね。

最近、過去の自分を振り返るということをこっそりやっているんですが、過去の私はほんの数年前なのに、こんなこと考えて、そして苦しんでいたんだな〜って自分で驚いてしまう感じでした。

以前の私は、自分が我慢してその場を収めようという気持ちがとにかく強くて、体調が悪かろうがパニックになっていようが、それを外に出さず表面的には平静を装ってやり過ごそうとしていました。

そして、その時はわからなかったけど、その様に我慢していたから、解消されない様々な感情が溜まって行って、いろいろな症状を引き起こしていたと思います。

今だったら、我慢しなくていいし、思ってることを伝えても誰も嫌な気持ちにならないし、自分のことを嫌いにならないとわかります。
だけど、その時の私は相手の気持ちを考えるあまりに無理のあるコミュニケーションをしていたなと思います。

大嶋先生の最新の本で言うと、パーソナルスペースが守れていなかったんですよね。

このパーソナルスペースが守れていないって、その時の自分はそのことにも気がついていなかったので、何かを特別学んだりと言うことはしていませんでした。
やっていたことは、FAP療法を受けるっていうことだけ、のはず。笑

知識としてこのくらいの距離を開けよう!としてきたわけではないのに、トラウマの問題が解決するとともに人との距離も健康的な距離になってきたというのはすごく興味深いなと感じます。

だけどそれくらい、自分のもともと持っている感覚というものは大切なものなんですね。
どのくらいの距離がいいんだろう?と考える前に、無意識さんが自動で調整してくれる。

本来の自分に戻ると言うことは、自分にとっての自由を手に入れるということかなと感じます。