自分にとっての幸せを選択する
こんにちは!松浦みづほです。
感覚麻痺の状態から、自分がどんなことについて「快」や「不快」を感じているかという自分の感覚を取り戻すことって、自分が進んでいきたい道とか、自分にとっての幸せを掴むために大切なことだなと感じます。
嫌な気持ちだって大切な自分の感覚
「快」はもちろんのことですが、「不快」を感じることも大切なことなんだな〜と思います。
感覚麻痺してストレスフルな環境にいる場合、自分の感覚を取り戻していった時にまず感じる感情って、もしかしたら「不快」かもしれないなと思います。
不快って一見嫌な感情なので、感じ始めた時に「この感覚をなくしたい!」と考えてしまうこともあるかもしれないのですが、不快を感じられないと、どうしても自分にとって負荷のかかる環境にい続けてしまったりするんですよね。
本当は去った方がいい場所なのに、頑張り続けてしまう。
その負荷のかかる環境で、何も感じられずにストレスを受け続けたとしたら、その見えない蓄積がなんらかの「症状」として現れてきているのかもしれんません。
誰かのいう「幸せ」が自分にとっても「幸せ」とは限らない
また、その不快を感じる状況って、一見わかりやすくストレスフルな場所だと自分でも納得できるのですが、世間的に恵まれていると言われていたり、羨ましがられるような状況だと、周りの評価と自分の感覚とのギャップが生まれてしまって苦しくなってしまうことがあるかもしれないと感じます。
自分の感覚が麻痺していると、より外の評価に頼りがちなので無理し続けてしまうことがあるかもしれないなと思います。
でも、自分にとっての幸せって(言葉にすると当たり前だし、いろんな人が言っていることなのですが)「自分にしか感じられない」ことなんだなと思います。
自分にとっての「幸せ」は自分にしか選べないもの
暖かい国が好きな人も、寒い国が好きな人もいるように(例えが変かもしれませんが…)、まわりがこれが良いからとか、この環境が幸せだからと言って、
「わかりましたじゃあそれで」と本当に自分が心から求めているものを無視しても、幸せだな〜とは感じられないんですよね。
だからこそ、なにが自分にとって嫌で、なにが自分にとって嬉しいのかを感じられること、そしてその感覚を信じてそれを選択できることって大切なんだなと思います。
トラウマ治療の過程で、幸せだな〜という環境に段々と移っていけるのは、やっぱり感覚麻痺が取れていくことで、自分の感覚が戻ってくるからだと思います。
自分が心から幸せだなって感じられる場所や人との関係を求めていい、そしてその幸せを掴んでいいんだなと思います。