新しい物語をつくっていく
こんにちは!松浦みづほです。
FAPを受けていると、自分の過去に対するとらえ方が変わっていくな〜とよく感じます。
「なんであんなことになったんだろう?」と怒りが止まらなかった出来事も、
「どうしてあんなことしてしまったんだろう?」と後悔が止まらない出来事も、
悲しすぎて時間が戻せるならもう一度やりなおしたいなんて願ってしまう出来事も、
あの時の旅行楽しかったな〜なんて出来事と同じボリュームの思い出に変わっていく。
そして、「あれがあったから次のステップに今自分は立てている」とか、
「あの出来事には自分が思っていたのとは別の側面があったかも」
なんていう風に捉え方が変わってくるなと感じます。
そんな時、泥の中に落ちていたから黒い石ころだと思っていたけど、トラウマという泥を洗い流してみたら、自分にしかない、綺麗な石を手にしていたことに気がつくような感覚かな?と思ったりします。
普段から緊張が高いと、ちゃんと記憶を消化することができず、生々しい記憶が至るところにあるような状況を生きることになりますが、トラウマ治療によって緊張が下がっていくと、それとともに未消化のままの記憶が整理されていき、「今」を生きることができるようになるんだなと感じます。
本当の自分がしたいことは、きっと過去にも未来にも、誰かのために生きることでもなく、「今」の自分自身を生きることなんですよね。