親との近すぎる距離感
こんにちは!松浦みづほです。
ちょっと今日のブログは自分の中では書きにくいテーマかも…と思っています。
でもすごく大切なことなんだなとも感じているんですよね。
私は、この部分のトラウマが取れていくことが、本当に自分の人生にとって大切なポイントだったと感じています。
なのでこの部分に関しては本当にたくさんの回数、FAPを受けています。
私は失恋したのがきっかけでFAP療法を受け始めたので、この部分に関してはまったく問題を自分では感じていなかったんですよね。
ですが、トラウマが取れていった時に、自分の人生を自分で舵をとっていくために必要な部分はここだったと感じました。
どうして、距離が近すぎるのか?頭の中が親でいっぱいなのか?が見えてくると、“私”というものを取り戻していけるんだと感じています。
自分の人生の主人公が誰になっているか?
自分らしく自由に生きるということを思った時、親との距離感というのも大切な要素になってくるなと感じます。
トラウマの問題や、情緒的ネグレクトの問題を抱えていると、どうしても親との間でも適切な距離感を保つということが難しくなってしまいます。
怒りや悲しみや恨みの感情で自分が絡みとられてしまっていると頭の中にいつも親がいる感じになってしまって、自分の感覚で生きるということが難しくなってしまいますし、
親から離れることに対して大きな不安を持っていると、離れることができなかったり「親の中にしか安心がない」というような感覚に囚われてしまっていたりします。
「親の中にしか安心がない」となってしまっていると、本当は大人の自分として独立して自分の足で立っていける力があるのに、子供の時の不安の感覚のままで大人の世界を生きることになってしまうんですよね。
そんな不安を抱えていたら、安心感のなかで大人として生きていくということは難しくなってしまうなと感じます。
自覚するのは難しいのかも?
親との距離が近いって、自分では気がつきにくいものかもしれません。
私も、そういわれるまでは自分がそうだとは微塵も思っていませんでした。
そして、離れられるように治療しましょうね(FAPで)と言われた時に、ものすごく抵抗を感じたんです。
そんな恐ろしいことはできない〜!って感じでした。
でも、FAPを受けていると、どんなに自分が否定していても、自分の状態、自分の感覚が見えてくるんですよね。
そこで自分がどんな状態か?というのがだんだんと見えていったように思います。
主人公を自分にする
距離が近いって、怒りでも憎しみでも、離れることへの不安でも、自分の矢印が親に向いてしまっていることかなと感じます。
そうなっていると、ずっと親に注目しているので自分の感覚を感じるということはやはり難しいですよね。
頭の中の主人公が自分から親にすり替わってしまっている感じです。
トラウマや情緒的ネグレクトの問題からくる感情が解消されていくと、自然と親との距離感というものも適切なものになっていきます。
自分と親がしっかりと分離されていく感じかなと思います。
もしかすると、適切な距離をあけるとなった時に、自分はひどいことをしているのではないか?と感じることもあるかもしれません。
でも、そう感じることが距離が近いということの証でもあるのかもしれません。
トラウマの問題が解消されていくと、そんな色々な感情からも自由になっていきます。
そうすると、自分の人生を自分で歩いていくことができるんですよね。
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