肝心な時に頭が真っ白になってしまう
こんにちは!松浦みづほです。
以前の私は突然自己紹介したり、感想を言ったりするのがすごく苦手でした。
「松浦さんどうぞ!」って突然言われると、頭が真っ白になってしまうんです。
名前や、どこからきましたとか本当に必要最低限のことだけしか話せなくて、早く終わらせたい〜!と思いつつ、だけど他の人の楽しい自己紹介を聞いては、自分っておもしろくないな…と自己嫌悪に陥っていました。
そして、それって自分の性格だと思っていたんですが、面白いことにFAP療法を受けていくことで、その頭が真っ白現象ってなくなっていったんです。
その時感じたこと、伝えたいなと思ったことが抵抗なく伝えられる様になって、話すことがすごく楽しくなったなと感じています。
ホルモンが逆になっている?
大嶋先生の本には、トラウマさんは普通の人とはホルモンの働きが逆になってしまっているために、本来は緊張ホルモンが出て「やるぞ!」となる所で、逆にホルモンが下がってしまって緊張レベルが下がることによって「頭が真っ白!」となってしまうと書いてありました。
それって納得だな〜と感じます。
本当に何も考えられない!となるんですよね。
そして、そんな何も考えられない!状態に焦ってますます動揺して、もっと何も考えられなくなってしまいます。
大嶋先生の本を読むまでは、緊張しすぎているのかと思っていたんですが、機能が停止している感じが、むしろ緊張レベルが下がっていると言われると、なるほど〜!と思うところがありました。
緊張が下がりすぎてしまっているから、考えられなかったんですね。
普段の緊張を下げていくことで、頭が真っ白!にならなくなっていく
本来、ストレスレベルが上がるとむしろ集中力が上がって、その時必要なことが考えられる様になるんですよね。
だから、ホルモンの働きが“普通”の人と同じになると、適度な緊張感によって必要なことをまとめることができるようになるんだなと思います。
でも、トラウマさんは普段から緊張が高いため、普通の人と逆の反応になってしまう。
だから、トラウマ治療によって普段の緊張を下げていくことで、それまで出来なかった色々なことが出来るようになっていくんだなと感じます。
私は、カウンセリングではこの「頭が真っ白!」は主訴としてお話ししたりはしていなかったんですが、気がついたらなくなっていてトラウマ治療ってすごいな〜って感じたりしていました。
こんなことを感じる時、回復って本来ある力を取り戻すことなんだなと思います。
“力”は自分の中に眠っているんですよね。