過去が過去として整理されていくと「今」を生きれるようになっていく

こんにちは!松浦みづほです。

トラウマを治療していくって興味深いな〜という出来事がありました。
トラウマ治療は玉ねぎの皮をむいていくような感じという例えをされていた方がいたんですが、本当にそのような感じだなと思います。

一枚剥いていくごとに楽になっていって、また一歩楽になったら、今まで隠れていたトラウマが出てきたりして、それをまた取っていくと、また一歩楽になっていくって感覚があるな〜と感じています。

そうやってちょっとづつトラウマをとって、症状から解放されることで、自分の力や、自分っていいものという感覚を育てていって、段々と(でも後戻りせずに)良くなってきたんだな〜と振り返って感じます。

トラウマになっている記憶って忘れていることも多くあるので、自分では気づいていないけど、症状として出ていて苦しいということがあります。
自分ではわからないけど、症状はある。

でも、症状があるということは、そこにトラウマが眠っている(かもしれない)と感じています。
症状が教えてくれているんだな〜と思うんですよね。

FAP療法は、「今」に飛び出してきてしまう「過去」の記憶を、状況記憶と感情記憶を統合して、「今」に影響を与えない「思い出」にしてくれるトラウマ治療です。
過去が過去として整理されていくことで、「今」の自分を生きることが出来るようになっていくんだなと思いました。