無意識さんのサイン

こんにちは!松浦みづほです。

最近、無意識さんってすごいな〜と思ったことがありました。
待ち合わせに向かっている時だったのですが、いつもはなんとも思わないのに、その時だけ出かける前からなんだかだるいな〜という感じだったんです。
なんだろう、おかしいな?と思いつつ頑張って(頑張ってしまったんですが笑)向かっていたのですが、待ち合わせ場所のすぐ近くに行った時、どうしてもこれ以上進みたくない〜!みたいな気持ちになってしまって、少し椅子にでも座って休もうと思って休んでいたんです。
ものすごくマイナスな気持ちになったので、トラウマ的な何かが残っているのかな?とかなりガックリしたのですが、その場で休んでいたら私が通ろうとしていた所を出来れば避けたい知人が通ったのでした。笑

無理して通っていたらバッタリ遭遇していたので、よかった〜!と思ったと同時に、その方が去って行ったらその重い感覚はスッキリなくなってしまったので、無意識さんすごい…と思ったのでした。

嫌な感覚に襲われるとなんで!?と思ってしまうことも多いのですが、こんな風に嫌な感覚だって自分を守ってくれているものなんですね。
そんなことを感じた出来事でした。

トラウマの人の脳が凪になっていくまでに、いくつかの段階がある。

それまでは、回避をしてきて自分の感覚を感じていなかったトラウマの人が自分の感覚を感じ始めると、それまでと同じ様には動けなくなったりする。それまでは、感覚が麻痺していたからできていたことが、“今”の感覚が感じられるようになっているから、すぐに不快感を感じて以前のようにできなくなる。
脳の過覚醒が凪になって感覚麻痺がないので「嫌だ!」とちょっとでも思ったことがやれなくなる。
だから、これまで人への気遣いやお世話など、自然とやれていたことがやれなくなって行動量が減っていく。
でも、生活や仕事には一切支障をきたさないから不思議である。

人のために動けなくなった分、周囲の人間が自分に代わって動くようになっている。
そして、それまで自分の事を評価していなかった人間が自分に対して感謝したり、評価したりするようになる。
他人の感覚から自分の感覚へとシフトして以前の様ように気を使わなくなり動かなくなったとたんに、評価されるのは不思議な現象である。
でも、これが脳の凪からあの一体感が感じられる大切なプロセスになる。

それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?/大嶋信頼著