自分に自信がないと「自分の言葉」で話せなくなる

こんにちは!松浦みづほです。
雨が降っていきなり寒くなったので、一回しまった上着をもう一度出しました。笑
あまりにも暑かったのでちょっと早まったかな?梅雨の存在を忘れかけていました。

相手の気持ちを探っている?

自分というものに自信が持てていないと、自分の言葉で話すことが出来なくなってしまうな〜と感じています。

自分の言葉って、言葉に自分から湧き上がってくる感情が連動しているもの。

一方で自分の言葉でない言葉ってどんなものかというと、常識や目の前にいる相手が望んでいそうな言葉という感じです。
相手の気持ちを考えて発しているので、自分自身の感情というものは乗っていません。

だから、このふたつには「自分の感覚を使って話をしているのか?」それとも「相手の感覚を使って話しているのか?」という違いがあります。

そして、なぜ人の気持ちを考えてしまうのか?というと、自分の感覚や意見に自信がもてないからなんですよね。
否定されるんじゃないか?これを言ったら嫌われるんじゃないか?という自分に対する否定感があるから、人の「正解」に頼ってしまいます。

相手の気持ちを考えて相手の喜びのために発言していると、一見いい人〜みたいになりますが、「その人らしさ」のようなものを周りの人は感じられないので、なんだか感情が感じられないとか、お人形みたいとか、実態のない人という感じで捉えられていることもあったりします。

だから、ちょっと浮いている人って感じになってしまうこともあるかもしれません。
そして、自分でも人の気持ちを考えることで解離してしまっているので、人との一体感というものを感じられなくなってしまいます。

人の気持ちを考えていると、自分の中に自分がいないような状態になってしまうから、どんどん自分の思いや感覚というものがわからなくなってしまうんですよね。
だから、いざ自分の考えを聞かれた時に自分って何を思っているのかな?自分の感覚がわからない…となってしまう。

自分に自信が持てないのは?

では、どうして自分に自信が持てないのか?と考えると、多くの場合子供の時に
自分の感覚を否定されてきていたり、
誰か他の家族の感情を受け止め続けたために自分の感覚が感じられなくなっていたり、
暴力や暴言から感覚を麻痺させることで自分を守っていたり、
ということが影響していたりします。

「私」を肯定できない環境だったから、それが今に影響を与えてしまっているんですよね。

ですが、この自分に自信が持てない原因になっている「トラウマ記憶」が解消されていくと、自分自身の感覚というものが取り戻されていき、自信というものも育っていくなと感じます。

そうすると、自分の感覚を乗せて言葉を使っていくことができるようになっていって、自分の言葉でまわりとコミュニケーションを取れるようになっていく。
しかも自分の言葉で話していると、その魅力に惹かれる人が集まってきたりします。
素敵だねって言ってくれる人が増えていくんですよね。
(「自分」を持っている人は魅力的ですからね!)

それまでは、人から好かれるために相手の気持ちを考えて言葉を選んでやってきた。
だけど自分の言葉で話した方が、周りとの一体感を感じられて、人から好かれる自分になっていくんだよねと感じています。