感情のアップダウンがなくなると、おだやかな世界が広がってくる

こんにちは!松浦みづほです。

心の傷から回復して、生きづらさを解消していくには、麻痺を解消して脳内の麻薬に酔っていない状態になるのが大切なのかなと思います。

遺伝子コード

FAP療法では遺伝子コードを唱える、というのがありますが、この遺伝子コードを唱えるのも、もちろんその症状に合うコードを唱えると症状が消えるってこともありますが「コードを唱える」という行動に変えることで、不快なことで頭を酔わせないようにするということもあるのかもしれないな〜なんて考えたりします。

そのままにしていると、不快な感情によって脳内麻薬が出てしまって酔ってしまう〜ってなってしまいますもんね。
もちろん、コードがフィットして唱えたらすっきり!となったらそれ以上不快な状態に振り回されるってこともなくなります。

食べ物による影響

チョコレートやコーヒーや小麦を取らないようにするというのも、トラウマ治療で心の傷からくる麻痺を取っていっても、食べ物の影響で酔ってしまうと、心の傷を治療しても状態が変わらないかも?となってしまうからということがあると思います。

ストレスで甘いもの食べた〜い!となって、しあわせ♡ってなるということは、麻薬的な物質が出てるってことですもんね。
しかも、その後罪悪感(食べてしまった〜とか、買ってしまった〜)が出てきたりしたら、まさに感情の恒常性によるアップ・ダウンが起きているという…私もやっていましたが。笑

人間関係の更新

そして、人間関係。
感覚が麻痺しているとストレスフルな環境にいることが出来てしまいますが、その環境にいることで確実に緊張は高まるので、麻痺に繋がってくるなと感じます。
(ストレス→ストレスを解消しようとお菓子を食べたりお買い物したりして気持ちよくなれることをしてしまう→脳内麻薬を出す、という感じ)

しかも、まわりと自分とで能力的な差があったりすると嫉妬によって叩かれたり、同じように分かり合えないってことで自分の力を発揮できない環境が整ってしまったり。
自分の力が発揮できないって思っているよりも苦しいことだったりします。

でも、その場所が自分にとって合わないって、麻痺が取れてこないと分からなかったりします。
「この人のこの言葉にこんなに不快な気持ちを感じていたんだ〜!」と感じられるようになる感じ。
だから、人間関係が変化していくっていうことは、トラウマ治療の最初ではなく、途中の過程で現れてくるのかなと思っています。

自分自身のことでも感じていますが、酔ってしまっていると、同じところをグルグル回っていて全然景色が変わらない〜!って感じになってしまいます。
麻痺をとっていくことで、その酔いから覚めて、自分の足で、自分にとって心地よい環境に向かっていくことができるんだなと感じました。