「虚しい気持ち」はどこから来るの?

こんにちは!松浦みづほです。
梅雨が明けたらいっきに夏の日差し!という感じですね。
腕をみたらすでに日焼けしている気がしました。今年はマスクをしているので、マスクの形に日焼けしないといいな〜と思っています。

トラウマ治療で悪夢から覚めていく

最近、散歩をしながらふわっと平和な感じ(安心感?)を感じていたんですが、この感覚の軽さってFAPを受ける中で感じるようになっていった感覚だな〜とふと思いました。

私は結構不安が強い傾向があったと思うのですが、特に突然大きな不安が襲ってくる時があって、夏の時期に夕暮れ間近の時間に街を歩いていたり、秋口の夜に一人だったり、うっかりうたた寝してしまって夜中に目覚めた時とかに、ぞっとするほど不安!という感じになる時がありました。

不安というか、言葉にすると「虚しい」って感じだったかもしれません。
体の中が空っぽというか、大きい空洞のようなものがあるなと思っていました。

でも、その空洞が大きすぎて見ていられないし、見ていてもどうすることもできないんだよね、という感じです。

私の中で特に一番きついと思っていたのは、すごく疲れていてうっかり夜ご飯を食べた後にうたた寝をしてしまって、夜中に目が覚めた時でした。
(どんなタイミングだという感じですが…笑)
目が覚めたとたんに、ぞっとするほど虚しい…という感覚になっていて、とりあえず何か食べたり飲んだりしないといられないかも!という感覚になってしまっていたんです。
食べたり飲んだりしても良くなるわけではないんですが、まだマシな感じになる気がしていました。

毎回必ずそうなるので、そういう状況にならないように色々気をつけてはいたんですが、気がついたら…ということも年に何回かはあって、その度にやってしまった。またやり過ごさなくてはならない…となっていました。

そんな時、「トラウマちゃん」の本の中にある
「安静時に恐怖の感覚に襲われるのはトラウマにより状況記憶から解離した恐怖がフラッシュバックしている状態である」
というところを読んで、自分のこの状態も、フラッシュバックなのかもしれない?と思ったんです。

その時は自分にトラウマがあるとは思ってなかったけど、もしもこの虚しさがなくなったらとても嬉しいなと思いました。

そしてFAPを受けるようになって、確かにこの虚しさって今はもう感じていないんですよね。
うっかりうたた寝をしてしまっても、虚しい気持ちに襲われる〜!ということはなくなりました。

そのことを、すごいな〜と思うと同時に、トラウマってこんな風に人生に影響してくるんだなと感じます。
夜寝る間のうたた寝は、睡眠のことを考えたらしないほうが良いですが(笑)
でもうっかりうたた寝をすることもできないってすごく制限がかかってしまいますよね。
(それ以前にとても辛いですし)

自分がこういう人だからこういうことが起こるとか、これは出来ないとか、気をつけないといけないと思っていたけど、それはトラウマの影響でそうなっていただけでした。

トラウマからの影響が取れていくごとに、本当の自分の感覚を取り戻していく。
そして、そこには安心感というものがあるんだなと感じます。