自分を奮い立たせ続けている理由は…

こんにちは!松浦みづほです。

FAP療法を受けていておもしろいなと思うのは、覚醒が落ちていくってすごいな〜ってことです。

たびたび、「これが覚醒が下がったって状態なのかな?」ということがあるのですが、一度覚醒が下がると、今までどうしてあんなに頑張っていたんだろう?というくらいに力が入らなくなったりして、それまでどれだけ緊張した状態で生きてきたのかなと思ってしまいます。

自分を奮い立たせ続けている

覚醒が落ちて初めて気がつくことでもあるんですが、それまでって、全く自分では気がついていなかったんですが「よし!やるぞー!」って感じで常に自分を奮い立たせながら生活していました。

そして、その「よし!やるぞー!」が、甘いお菓子だったり、イベントだったり、恋愛だったり、買い物だったりしていたなと思います。
常に常に、何か「やるぞ!」と思えることを目の前に設定して、高い覚醒状態をキープしていたんですよね。

覚醒を高めておかないといけなかったのは、トラウマに触れそうになるから

じゃあ、どうして覚醒状態をキープしておかないといけなかったかというと、そこにはやっぱりトラウマがあるからだろうなと思います。
その不安や恐怖に触れそうになるから、気持ちを落ち着けることができない。だから、いつも刺激を求めてしまうって感じます。

(大嶋先生の「それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?」にも緊張が下がるとフラッシュバックに襲われるので、トラウマさんは常に不快なことを考えて緊張状態をキープしている、と書かれていましたね)

ぼ〜っとしていてもなぜか大丈夫

そんな覚醒が落ちていくたびに思うのは、ぼ〜っとしていても、結構大丈夫なんだなということです。

それまでは、いつも何かに身構えているような、ここで気を抜いたら悪いことが起こるんじゃないかという緊張感がありました。
でも、それは心の奥に隠していた(覚醒を高めることで感じないようにしていた)不安や恐怖からくるもので、今現在にあるものではなかったんですよね。
その感覚から自由になってみると、ぼ〜っとしていても大丈夫なんだなって状態になっていきます。

ぼ〜っとしていても、気がついたら今まで出来ていなかったことができるようになっているし、人と仲良くなれるし、集中して仕事に取り組むこともできる。

トラウマ治療って「興味深い」ですね。