心地よい関係を求めて
こんにちは!松浦みづほです。
分かってもらうことで、感情が整理されていく
「分かってもらう」って感情を消化していく上でとても大切なことだなと感じます。
話をしていて、自分の中の不快な感情が消えていく時って、相手が自分の話を「分かって」くれて、共感が起こって感情が消化されていっています。
大嶋先生はノイズキャンセリングのようにって書かれていますが、本当にそんな感じで「分かって」もらった時って感情が消化されていくんですよね。
す〜っと気持ちが楽になって、相手との一体感を感じられるのは、共感が生まれているから。
でも、同じように話していて、相手も”分かるよ”といってくれていても、なぜかすっきりしない時もあります。
むしろ、あんなこと言って良くなかったかな?ダメだったかな?なんて自分を責めるような言葉が浮かんでくる時もあったりします。
そんな時って、実は”分かるよ”って言葉の上では共感していても、心の中では「分かって」いなかったりするんですよね。
だから、話していて楽になる時と楽にならない時がある。
人は本当に表面に出している部分と心の中って本当に違うことがあるんだなと感じます。
だから表面上だけを追ってしまうと、そんな風にどうしてだろう?ということが起こってしまうんですよね。
相手も自分もいつもいつも「分かる」と言うのは難しいかもしれません。
だけど、話すとすっきりするな、分かり合えた感じがするなという人とは、共感しあえる関係を作っていける人かなと感じます。
逆に、言っていることはいつも正しかったり分かってくれているような言葉なのに、会うといつも嫌な気持ちになる…なんて場合は、少し距離を置いたほうが良い関係かもしれません。
表向きの言葉と、心の中の言葉が違っているかもしれないし、もしくはその方自身がとても自分を責めていたり怒っていたり、大変な時なのかもしれないなと感じます。
だけど、そんな時も自分の感覚がとても大切で、自分にとってその方と心地の良い距離を選んでいけば良いんですよね。
それがその方と自分との、今の時点でのちょうど良い距離なんだと感じます。
いつかまた距離が近くなるかもしれないし、そのままかもしれない。
それはやっぱり、自分の感覚が教えてくれるものなんだなと感じます。