人の気持ちはわからない、自分の気持ちもわからない

こんにちは!松浦みづほです。今日は曇っていてちょっと寒いです!
暖房を付けたい気もしたんですが、しまってしまったのでまた出すのはな〜と思って、結局寒いまますごしてしまいました。

どんな感情をトッピングする?

大嶋先生の本で「人の気持ちはわからない、自分の気持ちもわからない」という言葉が出て来たりしますが、この「わからない」という前提って大事だなと感じます。

トラウマの影響があると、どうしても「恐怖」や「不安」や「怒り」などの感情が、自分の世界の見え方に影響してしまうと感じるからです。

本来は、
「相手がこちらを見た」
「メールの返信が翌日だった」
「沈黙が多かった」
などという「起こったこと」に対してどんな感情を載せるかは、たくさんの選択肢があるはず。

だけど、その事柄に恐怖などのトラウマにまつわる感情がトッピングされてしまうと、
「相手がこちらを見た」→「なにか悪いことしたのかも」(例えばです)
「メールの返信が翌日だった」→「嫌われたのかも」
「沈黙が多かった」→「つまらなかったのかも」
なんていう風になってしまうんですよね。

本当は、もっと別の見方もできるし、いくらでもいろんな受け取り方が出来るはず。
でもトラウマを通して見ることになってしまうので、トラウマにまつわる感情が自動的にトッピングされてしまうんですよね。

だから、そんな風に感じてしまった時は「本当かな?」「本当にそうかはわからない」と心に留めておくだけでも、感情に囚われることが少なくなっていくなと感じます。

本当に、人の気持ちはわかりません。
そして、自分の気持ちだってわからない。

自分の半年先の未来だって、わからないものなんです。

恐怖や、不安や、怒りからいろんなことをグルグル考えてしまうとマイナスなことばかり浮かんで来ますが(そして私も経験がありますが)、本当にそうかはわからないんです。

私も本当にいろんな感情でグルグルしている時がありましたが、その時不安に思っていたことって確かに幻想だったし、全然予想しない方向に突然開けていったりするんですよね。

トラウマが解消されていくと緊張も下がっていくので、グルグルすることも少なくなっていきますが、この「わからない」という前提って大事だな〜と感じています。

本当に、グルグルしている時ってそうに違いない!という気持ちになっていきますが、過ぎ去って見るとそうじゃなかった!となるんですよね。
だから、本当にそうなるかって「わからない」んです。