人との距離がちょうどよくなると、相手の気持ちを考えなくなる

こんにちは!松浦みづほです。
枇杷の木を育てているんですが、近頃の日差しが強すぎるのか?ちょっと葉っぱが灼けてしまっている気がしています。
水は足りてると思うんですが…日陰を作った方がいいのかな?難しいですね。

人の気持ちを考えちゃうのは「そういう性格」じゃないんです

私は「人の気持ちを考えるのが止まらない」というのがかなり強くあって、そのことでかなり不自由さを感じていましたが、そんな状態が「自分にとっての普通」だったので、それがトラウマから来ているって思いもしなかったなと思います。

自分はこういう性格なんだ、とずっと思っていました。

あまりにも人の気持ちを考えているので、いつだったか「気にしすぎだよ!」と言われたことがあり、これっておかしなことなんだ…と思ってあまり外に出さない様にしていたので、周りから見たらそんなに考えてる様には見えなかったかもしれません。
でも、表面上は平静を装いながらも頭の中は「もしかしてこう思っていないかな?」「こんな風に不快にさせていないかな?」と、そんな気持ちがずーっとグルグルしていました。

いつもいつも誰かの気持ちを考えているから、当然自分の感覚を感じる暇もなく、疲れもちゃんと感じられないから突然体を痛めたり、体調を崩したり、何か(食べることとか買い物とか)でストレスを発散しないではいられなくなっていたなと感じます。

人の気持ちを考えてるって、大嶋先生が本やブログでも書かれていますが相手との距離感が“近すぎて”しまっているんですよね。
相手に近づきすぎてしまっているから、不快になる。
本当は心地よい距離感って、人の気持ちは考えないのが心地よい距離感だったんです。

でもそんな心地よい距離感を作れなかったのは、トラウマの影響で人との境界線がうまく引けなくなっていたからなんですよね。
心の中にトラウマによる不安感や恐怖感があったから、考えるということがやめられなかったんだなと感じます。
だから、その恐怖感が消えていくと、自然と人の気持ちを考えるのではなく自分の感覚を感じられる様になっていく。

自分の感覚を感じられるようになっていくと、それは他人軸ではなく自分の中に軸が戻って来たということなので、人との関係でも心地良さを感じられる様になっていくんだなと感じます。

最近、私も本当に人の気持ちを考えなくなって来たな〜と感じます。
以前だったら、この場面で絶対気にしていたよなという場面で何も考えていなかったりしているなと感じます。

それって、以前の自分だったら考えられないこと。

人の気持ちを考えないってこんなに楽なんだな〜と感じると、かえって、そのことによってどれだけ自分のエネルギーが漏れていたかが実感できるなと感じました。

人の気持ちを考えずにいられない人は、考えないって怖くてできないって感じるかもしれません。
だけど、相手の気持ちを考えるのは「距離が近すぎるんだ」と捉えることができると、「考えない」ことに対して罪悪感とか不安が少なくなるのではないかなと感じます。

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