自分を守れる人間関係
こんにちは!松浦みづほです。
人との心地よい距離感を、自分の感覚で感じる
トラウマから回復してくると、自然と人との関係の中で心地よい距離感というものが取れる様になっていくんだなと感じます。
トラウマの問題がある時は、どうしても人との関係においても苦しい関係というものが多かったりします。
人から踏み込まれすぎてしまったり、遠すぎたり。
人から踏み込まれすぎてしまうと、
相手にいい様に利用されてしまったり、
相手のストレスの受け皿にされてしまったりしてしまいます。
そして、そんな風に踏み込まれて不快な思いをしていてもうまく動くことができなくて、苦しい関係を続けてしまうことがあるなと感じます。
時には、その不快なものが相手の問題だと気がつかなくて、自分のことを責めてしまうこともあるかもしれません。
それって相手との境界線がうまく引けていなかったり、ちょうどいい距離が取れていないから起こってしまうことだったりするのですが、トラウマの影響があると「境界線の引き方って?」という感じになってしまうことも多いんじゃないかと思います。
私も、この人との境界線の引き方は結構大変だったなと過去を振り返って感じるのですが、FAPを受けていくことで心地よい人と付き合える様になったり、相手によっていい感じになれる距離感というのを作れる様になって来たと思います。
それまでは、距離を開けることになぜだか罪悪感を感じていたので、どんな人とも同じ様な近い距離感になってしまって、なんだか苦しいということがほとんどでした。
人との距離って、その相手によっても変わってくるので、その時基準にするのは「その距離感で自分が心地いいと思えるか?」の快・不快の感覚です。
だから、それまで距離が近いのが当たり前だった人にとっては、人によってはこんなに離れていいのかな?と不安に感じることもあるかもしれません。
トラウマの影響で自分の感覚が麻痺して使えなくなっていると、自分の快・不快のセンサーが使えなくなってしまうから、この人とはちょっと距離をあけた方がいいぞ〜!とか、この人といると心地いいな〜というのがわからなくなってしまうんですよね。
なので、頭で考えて人と付き合った結果、時に危険な人に付いて行ってしまって事件が!ということもあったりするなと感じます。
トラウマの問題が解消されていくと、麻痺していた感覚が使える様になっていくので、一緒にいると心地よく感じられる人・ちょっと距離を開けた方が心地よくいられる人というのが感じられる様になっていきます。
また、トラウマの問題がなくなることで自分のことを大事にできるようにもなっていくので、まず最初に自分が心地よいものを選択できる様にもなっていく。
「相手にとってこの距離感って失礼じゃないかな?」ではなくて「自分がこの距離感の方が心地良い」を優先できる様になっていくなと感じます。
そうすると、自分が心地よくいられる人間関係、自分を大事にできる環境を整えていくことができるんですよね。
環境って思っている以上に自分に影響を与えているので、そうやって環境が心地よいものに変わっていくことで、より自分のことを守っていけるんだなと感じます。