自分は自分でいいんだという感覚があるから人と繋がれる

こんにちは!松浦みづほです。

自分がそのままの自分でOK!と思える感覚ってとても大切なんだなって思います。
なぜなら、そのままの自分でOKという感覚があるかないかって、対人関係にも影響があるし、自分の能力が発揮できるかどうかにも関わってくるからです。
それは、実際にその感覚がまるでなかった自分と、そこから回復してきている自分を通しても、そうだなと感じられます。

誰かの基準で自分の価値が決まってしまう

自分がOK!と思えていなかった時の自分って、とにかく「誰か」を基準にして色んなことを判断していていました。
例えば仕事だったら、「今この連絡が必要だから報告をしに行った。でも上司の機嫌がものすごく悪くて、すごくダメ出しをされた」なんてことがあったとします。
そんなとき、「上司のダメ出し」を基準にしてしまうと、
・自分の報告の仕方が悪かった
・自分のことを上司は嫌っているからあんな態度をとったんだ
・伝えて大丈夫そうなタイミングを図れなかった自分が悪い
などと上司の価値観で自分のことを見てしまったりします。

そうすると、本当は上司はただの二日酔いだっただけなのに(実際によくありました。笑)、自分がダメだった…もっとこの人に受け入れられる自分にならなくては、と間違った帰属をしてしまって、ますます自分のことを認めることができなくなってしまったりするんです。

それって心の傷の影響かも?

ですが、そうやって自分のことをそのままでOKだよ!と思えないのは、心の傷の影響だったりします。
小さい頃の環境の中で、自分はこのままでOK!という感覚を育てることができなかったことが原因だったりするんです。

そして、実際にその心の傷から解放されていくと、自然と周りのことがよく見えてきはじめて、「あの人の言っていることはちょっと違うな」とか、「自分のせいじゃなくてあの人自身の問題だな」なんてことが見えてくるんですよね。

そして、そうやってこれはあの人の問題!とちゃんと境界を引けることで、自分を守っていくことが出来るんです。

境界が引けると心地いい関係が分かってくる

人との境界がうま〜く引けるようになってくると、次第にちゃんと、一緒にいて「心地いいな」と感じられる人といられるようになってきます。
そして、ちょっと離れといたほうがいいかも?という人とは、その人との間では適切な距離が取れるようになるなと感じます。

そうやって、自分の感覚で距離感を調整していくことで、「そのままの自分で大丈夫」な人と関係を築いていくことができるようになるんですよね。