感情に振り回されない
こんにちは!松浦みづほです。
軽い雑談のつもりで不安について書いていたらすごく長くなってしまいました…笑
不安は実態のないもの
「不安だ」という感覚って不思議だなって思います。
不安で不安で仕方ない!となっている時って、その不安によって最悪のシュミレーションをしていたりします。
このことによって、こうなってこんな最悪のことが起きる…もう駄目かも…なんて考えたりします。
まだ起こってもいないし、そうなると決まっているわけでもない。そんなことは分かっているけど、そのシュミレーションをやめることができなかったりします。
私はすごく不安が強かったので、結構その不安の妄想がはじまる引き金がたくさんあり、色んなトリガーに引っかかって感情が揺さぶられることが多くあったなって感じています。
だから不安になることについては極力見ないように回避したりしていたんですが、どうしても向き合わないといけなくなった時に、ものすごく感情に飲まれてしまって、自分では立て直せなくてもう駄目かも…なんてなってしまったりする。
不安はそこに確実にあって、自分に影響を及ぼしているって確信に近いほどに思っていました。
不安を客観的に見る
でも、不安は幻想なのかもって一度腑に落ちると、なんとなく客観的に距離を置けるようになるなと感じます。
あ、いつもの自分から離れてきているなって感じ取れるようになってくる。
不安について距離を置けるきっかけって人それぞれ色んなストーリーがあると思うのですが、私にとっては温泉に行ったことがあれ?と思うきっかけになったなって感じます。
例えば、すごく不安な気持ちとか不快な気持ちになってその感覚から抜けられない時、私はこれってどこから来るものなのかな?って考えて、考えすぎて余計に不安感を強くしていた部分がありました。いじりすぎてしまうというか。
でもある時「そうだ、温泉に行こう。」と思い立ち(笑)温泉に行ってみたら(たまたま近所に温泉の沸いてるスパがあったんです)その不快な感覚がす〜っと消えていったんですよね。
それで、お湯に入っただけでなくなってしまう気持ちってなんなんだろう?って思いました。
消えていく気持ちに実態はあるの?
私にとって、その「不安」ってすごく一大事みたいに思っていたけど、お湯に浸かっただけでなくなってしまうって、本当にこの気持ちは存在するのだろうか?って思ったんですよね。
なので、もう少し実験してみようと思って、色んな不快な気持ちになった時に温泉に行くってことをしてみたりしました。
そうしたら、やっぱりどんな感覚の時もお湯につかるとすっと消えていく。
消えていくなら、やっぱりこの不安だったり不快な感覚達は幻想なのかなって思うようになりました。
(しかも温泉に入っていると無意識に繋がりやすくなるのか、聞いてなくても心(無意識さん)が勝手に色々教えてくれたりします。そこ〜!?ってこともあり、しかもその通りなのでおもしろいです。)
不安に振り回されなくなると、私の感覚としてはその奥にあるトラウマってなに?ということにアクセスしやすい感じになったかなと思います。
冷静にトラウマ治療を進められる感覚。
本当の自分の感覚はおだやかで凪いでいるもの。
そんな「自分」にもどることの出来る、これ!っというものが何かひとつあると、ぶらされることがあっても、自分という軸にもどってきやすいのかなと思いました。