本当の自分が求めているものって意外とシンプル

こんにちは!松浦みづほです。暑くなって来ましたね〜。
朝外を歩くのはちょっと暑いなという感じになって来ました。笑
夕方は気温も下がって来て気持ちいい感じなんですが、川とか草が多いところは夕方は虫がいっぱい飛んでいるので、それはそれでちょっと大変だなと思っています。

思考も行動もシンプルになっていく

赤ずきんちゃんとオオカミさんの本にもありましが、トラウマによる症状を抱えた状態って、触れたら破裂する風船が自分のまわりに沢山浮いているような状態だなと感じます。

ちょっと動けば風船に触れてしまって破裂して、それを避けようとしたらまた別の風船に当たってしまう。
日常がそんな風船(トラウマ)に溢れているから、トラウマの問題がない人にとっては大変じゃないような日常も、トラウマを抱えた人にとってはとても苦しいものになってしまいます。

FAP療法のカウンセリングをしていて、そして自分も受けていて感じるのは、トラウマ治療によってその風船たち(トラウマたち)って消化され、今に影響を与えない思い出として本当に処理されていくんだなということです。

あんなに沢山の風船があって、ちょっと動いただけでもトラウマによる症状に怯えていても、ひとつひとつ取り除いていけば、動ける範囲が広くなっていく。
そして、あんなに感情に揺さぶられていたのに、大丈夫になっていくんだということです。

そして、風船(トラウマ)がなくなっていくと自分の感覚がよくわかるようになっていって、求めるものがどんどんシンプルになっていくと感じます。

自分の求めているものってこれだったんだなというものが明確になっていって、
こんなことがしたい。
こんな人と一緒にいたい。
だから、こうする。という感じに、行動や感情もシンプルになっていくなと感じます。

今までいろんなことに気を取られて、いろんなものを求めたくなっていたのは、トラウマに触れないようにする回避の行動だったかもしれません。

それが落ち着いて来ることで、本当の感覚を取り戻していくんですよね。

そして、シンプルに自分が求めているものに向かっていくと、シンプルにそれを手にすることができるようになっていくんだな〜と感じています。